ずっと最強の座に君臨してた楽天経済圏が、2021年から改悪ラッシュなのはご存じでしょうか。
楽天経済圏の改悪が続いたことで、最も注目されているのが「PayPay経済圏」です。
今回は、初心者向けの第一歩となるようにPayPay経済圏を徹底解説していきます。
PayPay経済圏に興味があるけどイマイチわからなくて手が出なかったという方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
本記事の内容
- PayPay経済圏・ヤフー経済圏・ソフトバンク経済圏の違い
- PayPay経済圏や楽天経済圏とは
- なぜPayPay経済圏が注目されるのか
- PayPay経済圏のサービス一覧
- PayPay経済圏を利用する4つのメリットと3つのデメリット
私は、2020年から楽天経済圏を利用し始めて多くの節約に成功しました。
が、2021年に入り楽天経済圏の改悪が止まらず、ほかの経済圏を調べてたらPayPay経済圏を見つけたということです。
本記事の結論
PayPay経済圏はソフトバンクやヤフー、PayPayのサービス周りの総称です。
サービス名はPayPayに統一されていくことが公表されており、これからも力を入れてくると思われます。
楽天経済圏の改悪が続いてるので、1つの経済圏に依存するのは危険という考えが増え、PayPay経済圏利用者が増えました。
PayPay経済圏は楽天経済圏と比べ、始めるのが簡単です。
楽天経済圏と並び、これから伸びてくる経済圏だと考え、併用を推奨します。
PayPay経済圏・ヤフー経済圏・ソフトバンク経済圏の違い
先にPayPay経済圏、ヤフー経済圏、ソフトバンク経済圏の違いについて説明します。
ぶっちゃけ、この3つの言葉については意味は同じで違いは特にないです。
人によって呼び方が違うというだけですね。
この経済圏は親会社であるソフトバンクが色々な会社を買収していった結果、生まれました。
なので、ソフトバンク経済圏とかヤフー経済圏とかPayPay経済圏と色々な呼ばれ方がされています。
ただ、2021年に動きがあって経済圏のサービスはPayPayブランドに統一されます。
本記事では、今後統一されていくであろう「PayPay経済圏」で表記します。
PayPay経済圏(ヤフー経済圏)や楽天経済圏とは
そもそも経済圏とは何かという部分を説明します。
経済圏とは?
- 買い物や生活で必須な部分を楽天やPayPayのサービスでまかない、
- 楽天ポイントやTポイント&PayPayポイントを貯め、そのポイントでお得に生活をすることです。
PayPayポイントや楽天ポイントは今やどこでも使えますから便利
PayPay経済圏に話を絞ると以下の感じになります。
PayPay経済圏とは
- PayPayモールやYahooショッピング・LOHACOで買い物をする
- ヤフーカードとPayPay支払いを使って決済をする
- TポイントやPayPayボーナスが貯まり、買い物で使う
最初の設定は少し大変ですがそこだけクリアすれば、あとはほぼ自動的にポイントが入ってきます。
従来から使っている楽天経済圏は、経済圏というだけあって楽天サービスは豊富です。
今までは、楽天サービスのみでも生活ができるレベルの水準でした。
楽天だけで生活ができるならPayPayは必要ない気がするワン
たしかにその通りです。
ですが、2021年から楽天経済圏はどんどんポイント還元の部分に改悪が入っており、
1つの経済圏を使っている(依存)だけでは危ないのでは?
と考える人も増えました。
私もその一人です
ということで、楽天経済圏のサービス内容の改悪について、見ていきましょう。
楽天経済圏の改悪が止まらず、PayPay経済圏に移行する人も
2022年1月時点で以下の改悪がされます。
- 楽天Pay還元率:2%→1%
- 楽天ゴールドカードのSPU:4倍→2倍
- お買い物マラソンのポイント獲得上限:1万→7千
- 楽天カード公共料金還元:1%→0.2%
- 楽天でんきと楽天TV:SPU対象外に
- ラクマの販売手数料:3.5%→6%
- 楽天ビューティのSPU:1倍→0.5倍
細かいところを見ていけば他にもありますが、目立つのはこのあたりでしょう。
改悪の背景は、楽天モバイル事業への先行投資による赤字が他の楽天サービスに影響を与えている感じだと思います。
これを受け、
楽天経済圏オワコン?
と考え、PayPay経済圏に移行する人が増えたみたいです。
PayPay経済圏のサービス一覧
2022年1月時点でPayPay経済圏のサービスは以下のようなものがあります。
※一部抜粋
- Softbank(スマホ)
- ヤフーカードやPayPayカード
- PayPay
- ヤフーショッピング
- ヤフオク
- ebook japan
- LOHACO
- 出前館
- ヤフートラベル
人によってどのサービスを使うかというのは違うと思います。
基本的に、2022年時点ではポイントが得られる範囲は楽天経済圏に及びません。
ただ、企業の買収・統合によって勢いがあります。
最近だとヤフーとLINEが統合しましたね
スマホ決済のシェアNo.1とNo.2の企業が統合したわけですから、スマホ決済のシェアはPayPayの1強になってます。
買収・統合によって有名企業が同じグループになり、共に何かをやっていくということでシナジーが期待できます。
要は、今後PayPayボーナスがもらえるサービスの範囲が広がるかもしれないということです。
私は今後への期待も込めて、PayPay経済圏を始めました
よく比較される楽天サービスの一覧については別記事にてまとめています。
PayPay経済圏 4つのメリット
PayPay経済圏のメリットは主に4つです。
- 始めるのが比較的簡単
- 楽天Payよりも利用店舗が多い
- 比較的条件達成がしやすく、頻繁にキャンペーンをしている
- 買収・統合により今後の期待大
それぞれ見ていきましょう
PayPay経済圏は始めるのが比較的簡単
楽天経済圏はお得にポイントを得るにはそれなりに調べて、設定等の準備が必要です。
- 楽天会員になって
- 楽天銀行を開設して
- 楽天カードを作り
- 楽天証券口座を開設して
- 楽天ポイントで毎月投資する設定をし
- 可能なら楽天モバイルを契約して
- 楽天ポイントのお得な使い方に気を付けて使う
それに比べて、PayPay経済圏は
ヤフーIDを作ってPayPayアプリと連携し、ヤフーカードを作るだけ
でそこそこのポイント還元率で始めることができます。
お得にPayPay経済圏を使うにはPayPay STEPというのを満たしていく必要がありますが、そこまで難易度は高くないです。
難易度高くないならすぐに始められますね
PayPay STEPやポイント還元率については別記事にてまとめております。
PayPayは楽天Payよりも利用店舗数が多い
私は貯めたポイントをコンビニやスーパー、薬局や飲食店というリアル店舗で使うことが多いです。
楽天Payはコンビニだとどこでも使えるのですが、スーパーや薬局とかだと結構使えないところがまだあります。
そして、楽天Payが使えないところではPayPayが使えたりすることが大半なのです。
私の場合は、いつも行く美容室や個人経営の飲食店ではPayPayのみが使えたというパターンが多いですね。
ポイントアップの条件達成がしやすい&キャンペーンを結構やっている
楽天と同じく、PayPayのポイント還元率を上げていくには色々な条件を達成する必要があります。
ただ、楽天と比較してもPayPay経済圏の方が条件達成がしやすいです。
詳細は別記事にてまとめてますが、以下がPayPay STEPの内容でこれだけでOKなのです。
- ヤフーIDとPayPayアカウントを連携
- クレカでPayPayをチャージする
- ヤフープレミアム会員になる
- 対象サービスを3つ使う
ID連携するだけでポイント還元率が上がるのは手軽
そして、キャンペーンは毎週日曜や5のつく日に定期的に行われてます。
また、年に数回PayPayジャンボとか出前館でめちゃくちゃ安くなるとかあったりして重宝してます。
PayPay経済圏は企業の買収・統合により今後の期待が大
Softbankがどんどん企業の買収や統合をしていってます。
一部抜粋にはなりますが、以下の会社やサービスが同じグループに所属しております。
- ソフトバンク
- ASKUL(アスクル)
- ヤフージャパン
- GYAO
- 一休.com
- PayPay経済圏
- ZOZO
- Demae-can(出前館)
- LINE
- ebook japan(電子書籍)
同じグループということは協業して何かをしていくということが容易で、今後の発展に期待ができます。
そして、PayPayがグループに入ったことで銀行やカード、証券等がどんどんPayPayブランドに統合されていくようです。
PayPay経済圏 3つのデメリット
PayPay経済圏のデメリットは主に3つだと思います。
- サービス名が現状はバラバラでわかりにくい
- 楽天経済圏よりポイント対象サービスは少ない
- ポイント獲得上限が少なめ
2022年時点ではサービス名がバラバラでわかりにくい
個人的にはここが今はネックかなと思ってます。
ソフトバンクとかヤフーとかPayPayとかアスクル、一休とそれぞれで名称が違います。
イマイチどれがPayPay経済圏なのかがわかりにくいのです。
楽天経済圏はすべて「楽天○○」で統一されてますからわかりやすい
ただ、これに関してはPayPayに名前を統一していくとのことなので今だけの我慢かなと思ってます。
楽天経済圏よりポイント対象サービスは少ない
楽天経済圏は楽天銀行や楽天証券やその他サービスがポイント還元率アップの対象です。
対して、PayPay経済圏はヤフーカードといったクレカ部分がメインで、その他サービスはポイント還元率アップ対象ではないです。
PayPay STEPの「対象サービスを3つ以上使う」の条件くらいですよね。
ただその反面シンプルでわかりやすく始めやすいというメリットもあります。
今後、経済圏の範囲が拡張されていく可能性もあるので要注目ですね
ポイント獲得上限が少なめ
楽天でもポイント獲得上限がありますが、PayPayは楽天よりもっと少ないです。
獲得上限が少ないためにまとめ買いは楽天、少ない買い物はPayPayがお得という情報が浸透していると思ってます。
まとめ:PayPay経済圏は簡単に始められてお得!将来性もある
今回は、PayPay経済圏とは何かという説明と、メリットとデメリットについて解説してきました。
本記事の要約
- PayPay経済圏・ヤフー経済圏・ソフトバンク経済圏は言い方が違うだけで同じもの
- 経済圏とは生活で必須な部分をPayPayのサービスでまかないポイントを貯め、そのポイントで生活をすること
- 楽天経済圏の改悪が止まらず、PayPay経済圏に移行する人が増えた
- 今後PayPayボーナスがもらえるサービスの範囲が広がるかもしれない
- PayPay経済圏は始めるのが比較的簡単
- 楽天Payより使える範囲が広い
- 企業の買収統合で今後の期待が大
楽天経済圏が比較の対象としてよく語られますが、改悪後の楽天経済圏もお得な経済圏であることは変わりません!
人によって生活の仕方や使うサービスは違いますので、楽天経済圏とPayPay経済圏のどちらを使っても良いと思います。
私のように将来に備えて併用するのも良いです。
個人的には絶対併用が良いと思います
支出を減らすために、PayPay経済圏を利用することは胸を張っておすすめできるのでぜひ検討してみてください。
上から作業をするだけで、PayPay経済圏を始められる手順も徹底解説しております。