2021年に楽天ゴールドカードが改悪されました。
この改悪を受け、プレミアムカードと通常の楽天カードのどちらにした方がいいか悩まれている方は多いのではないでしょうか。
プレミアムカードを持つことによるメリットとデメリットをもとに、どちらのカードを持った方が良いか結論を出していきます。
どっちがいいか迷われている方はぜひ最後まで見ていってください。
本記事の内容
- 楽天プレミアムカードの特徴
- 他のカードとの比較表
- 楽天プレミアムカードのメリット/デメリット
- プライオリティパスとは何か
- 楽天プレミアムカードで得するのはどういう人か
結論の要約
ほとんどの人は通常の楽天カードでOKです。
楽天市場で毎月46,000円買い物をする人や旅行によく行く人はプレミアムカードをおすすめします。
毎月46,000円買い物って楽天ポイントせどりをするような人じゃないといかないような
これから楽天カードを発行する人や、楽天ゴールドカードから切り替えようとしている人の参考になれば幸いです。
楽天プレミアムカードの特徴
楽天プレミアムカードとは、いくつかある楽天カードの中で、最上位のグレードのカードです。
「プレミアムカード」という名ではありますが、サービス内容的には他社のゴールドカードと同じ位置づけと思ってOKです。
特徴をまとめると以下の3つです。
- SPUが+4倍になる(最大のメリット)
- 国内空港ラウンジ無料
- プライオリティパス無料
2021年4月から、楽天ゴールドカードのSPUが+2倍へと改悪されてます。
楽天経済圏で生活している人は楽天ゴールドカードを使っている人が多かった印象です。
楽天プレミアムカードは、変わらずSPUが「+4倍」のままなので、楽天市場をすごく使うヘビーユーザーにはおすすめできると言えそうです。
楽天カード・楽天ゴールドカードとの比較
比較表を作ってみましたが、赤文字の部分が各カードの特徴だと思います。
2021年4月から楽天ゴールドカードにお誕生月サービスというのが付き、誕生日月だけ+2倍されるとのことです。
※2,000ポイントまで獲得可能
これを見てみると、楽天ゴールドカードは使う意味がほぼないですね
楽天プレミアムカードのデメリット
楽天プレミアムカードのデメリットは以下の3つかなと思います。
他社のプレミアムカードと比べると楽天プレミアムカードは少しサービス内容が劣る?と感じそうなレベルですかね。
- 年会費が11,000円と高い
- プレミアムカードの割に還元率が1.0%と若干低め
- カードデザインが1種類のみ
それぞれについて解説していきますね。
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円と高い
楽天プレミアムカードの年会費は、11,000円です。
楽天ゴールドカードは2,200円ですので、どうしても高く感じてしまう価格です。
他社のゴールドカードと比べると特に高い感じではないですけどね
この年会費の高さが、楽天プレミアムカードの一番大きいデメリットでしょうね。
プレミアムカードの割に還元率が1.0%と若干低め
実店舗でのポイント還元率が1%なので、他社の高還元率クレジットカードと比較すると若干低いです。
年会費無料のカードで例えると、リクルートカードが1.2%と高還元です。
カードデザインが1種類のみ
楽天プレミアムカードのカードデザインは、1種類のみです。
これは楽天ゴールドカードも同様ですね
ということで、お気に入りのデザインを選ぶことはできません。
通常の楽天カードでは、7種類のカードデザインから選ぶことができます。
- お買いものパンダ
- バルセロナ・ヴィッセル
- 楽天イーグルス
- ディズニーキャラクター etc
楽天プレミアムカードのメリット
楽天プレミアムカードの主なメリットは、こちらの4つです。
SPU+4倍とプライオリティパスが無料なところがポイントですね。
- SPU倍率「+4倍」
- 国内空港ラウンジ無料
- プライオリティパスが無料
- 各種保険の充実・トラベルデスク
それぞれについて説明していきますね。
楽天プレミアムカードはSPU倍率が「+4倍」
楽天プレミアムカードは年会費11,000円がかかりますが、楽天市場での+2%は今後も継続されます。
さらに言うと、「お誕生月サービス」と「選べるサービス」でそれぞれ+1%されます。
以下のうちどれか1つを選択できます。
- 楽天市場コース→毎週火曜日/木曜日に楽天市場での買い物が+1倍
- トラベルコース→楽天トラベルオンライン決済で+1倍
- エンタメコース→楽天TVや楽天ブックス利用分ポイント+1倍
汎用的なものを考えると、基本的には「楽天市場コース」を選択でしょうね。
楽天プレミアムカードの損益分岐点
年会費が11,000円なので、11,000ポイント以上を獲得すれば、年会費の元は取れるので金銭的に得ということになります。
なので、年間で55万円(ひと月あたり約46,000円)の買い物を楽天市場ですれば、楽天プレミアムカードがお得です。
※お誕生月サービスや楽天市場コースを組み合わせればもっと安く済む可能性はあります
普段から楽天市場でよく買い物をする人や楽天ポイントせどりをする人は、楽天プレミアムカードの恩恵があるということです。
国内空港ラウンジが無料
国内空港ラウンジが無料で利用できます。
楽天ゴールドカードは年2回のみですが、楽天プレミアムカードは回数制限がないという点が違いですね。
プライオリティパスが無料
プライオリティパスとは、海外の空港ラウンジが使える会員サービスです。
会員制のラウンジで、ドリンクサービスを受けてインターネットを使いながら、搭乗までゆっくり過ごすことができます。
また、プライオリティパスの会員には、3段階のレベルがあります。
楽天プレミアムカードの場合、最高レベルの「プレステージ」になります。
プレステージの年会費429ドルは日本円換算すると、約45,000円です。
楽天プレミアムカードは年会費11,000円ですので、30,000円以上安くプレステージ会員になれます。
海外によく行く人には大きなメリットですね
プライオリティパスについては、楽天プレミアムカードの公式サイトからも確認できます。
各種保険やトラベルデスクの充実
楽天プレミアムカードは、他の楽天カードと比べると保険が充実しています。
- 海外旅行傷害保険:5,000万円
- 国内旅行傷害保険:5,000万円
- 動産総合保険:300万円
※最高額の場合です
通常の楽天カードや楽天ゴールドカードは、海外旅行傷害保険が2,000万円なので、比較すると保険は手厚いです。
また、楽天ゴールドカードと同様に、トラベルデスクのサポート体制もしっかりしています。
- 緊急時の各種案内
- 現地情報の紹介
- 各種予約や手配
世界38拠点の現地デスクが、旅行をサポートしてくれるという安心感がありますね
まとめ:せどりや海外によく行く人に楽天プレミアムカードはおすすめ
今回は、楽天プレミアムカードのメリットとデメリット、各カードとの比較について解説してきました。
本記事の要約
- SPUが+4倍になる(特長1)
- 国内空港ラウンジ無料(特長2)
- プライオリティパス無料(特長3)
- 年会費が11,000円と高いのが最大のデメリット
- 損益分岐点は楽天市場で一月当たり46,000円の買い物をする人
- 旅行によく行く人にはプライオリティパスがあって、恩恵もある
楽天プレミアムカードは楽天のヘビーユーザーであったり、旅行によく行く人であれば恩恵があります。
が、大半の人は「通常の楽天カード」でよいと思ってます。
改悪が重なってますが、楽天経済圏は2021年8月でも最強の経済圏です。
本ブログでは、上から順番にやっていくだけで楽天経済圏が始められるよう記事を執筆しております。
楽天カードは楽天経済圏を使っていこうと思っている方には必須のカードです。
基本還元率も1%以上ととても良いので、メインカードとして最強だと思います。
この記事を読んでくださったあなたも、うまく楽天カードを利用しましょう!